■インバーター発電機 GTR-1800V

我が工作小屋は電気を通していないので電気を使うときはインバーター発電機を回します。 この発電機は1600W(最大1800W)あるので切断機とか電気を食う工作機械でも安心です。 でも中国製なんですよね。OEMではそれなりに実績があり信用のあるメーカー(Duracell:デュラセル)が作っているとのことだそうですけど。 で、気になる騒音レベルなんだけど65dbとのことですが、 これは国産でもそうですがやはり発電機というものはうるさいです。 とてもじゃないですが住宅地では近所迷惑になるでしょう。 あと、この程度の出力になると重量も20kgを超えてきますので腰の弱い人は気をつけないとね。

発電機 GTR-1800V


■仕様

■出力

■寸法


発電機 GTR-1800V
発電機 GTR-1800V

■操作方法(始動の仕方)

発電機 GTR-1800V

燃料タンクのキャップレバーをON。


発電機 GTR-1800V

燃料バルブを開ける。


発電機 GTR-1800V

チョークレバーをCLOSEDに。夏場や毎日エンジンを掛けているような場合はチョークを効かせなくてもエンジンが掛かるかも。


発電機 GTR-1800V

スターターを引っ張る。スターターの上あたりに足を掛けて引っ張るとエンジンが掛かりやすいです。 そしてエンジンが掛かったらチョークレバーをOPENに戻して下さい。 あとエンジンは燃料バルブを閉じることによって止めます。 また仕舞う時は燃料タンクのキャップレバーをOFFにするのを忘れずに。


■メンテナンス

発電機のメンテナンスですが、このGTR-1800Vのように4サイクルエンジンの場合は、 エンジンオイルの交換とエアクリーナーの清掃さえしっかりやっていれば、そんなに神経質にならなくてもいいと思います。 でも2サイクルエンジンの発電機はプラグの状態も点検したほうがいいですね。(かつての原付バイクと同じ感覚です) 特に混合燃料の2サイクルエンジンの発電機の場合は、 ちゃんとガソリンとオイルを気象条件や使用条件に合わせて混合しないとプラグやマフラーにすぐに影響がでます。 (うるさく言うと市販されている基準値どおりの燃料混合比にたいし微調整をしないといけません)


●オイル交換

発電機 GTR-1800V

とりあえずここではGTR-1800Vを例に見てみます。メンテナンスカバーはネジ1本で留まっています。


発電機 GTR-1800V

この発電機のようにポータブル型の場合はオイルの排出が面倒なので、このような自動車用のオイルパックは使いづらいです。


発電機 GTR-1800V

廃油受けに耐油性のゴミ袋を被せます。


発電機 GTR-1800V

オイルキャップを抜きます。排出も給油もここからやります。


発電機 GTR-1800V

廃油受けに発電機を乗せて少しずつ傾けながらオイルを排出します。最後は横に倒してしばらく放置しておけば完全に抜けます。


発電機 GTR-1800V

給油はオイルジョッキより油差しみたいな少しずつ注油するもののほうが溢れずにすみます。※オイル量は1リットル弱です。 油面は写真では見づらいかもしれませんが給油口スレスレに合わせます。 これで完了ですが、念のためしばらく発電機を回してみてから再度油面が適正か確認しておくといいでしょう。


●エアクリーナーの掃除

発電機 GTR-1800V

エアクリーナーのカバーを外します。


発電機 GTR-1800V

スポンジフィルターが見えましたね。


発電機 GTR-1800V

灯油で洗浄します。そしてエンジンオイルを数滴垂らして馴染ませた上でよく絞り元に戻します。


●プラグ交換

発電機 GTR-1800V

カバーを外します。


発電機 GTR-1800V

プラグキャップを外してからプラグレンチでプラグを外します。


発電機 GTR-1800V

指定のスパークプラグ:BPR7HS/NGKに交換。