■異径パイプの接続 集塵機と丸のこをホースでつなぐ
購入した集塵機とスライド丸のこは、 集塵機に付属のホースで接続できましたが、 丸のこは無理だったのでアダプターを自作しました。
E-Value EVC-100P 集塵機。先端パイプ外径は35mm、内径は29.5mm。
卓上スライド丸ノコ SSC-190 新興製作所の排出口の内径は35mm。ぴったりの寸法なのできついけどきっちり嵌ってくれました。
問題はこちら。新興製作所 集じん電気丸ノコ SCS−165D。集塵機のパイプの内径が29.5mmに対し、丸ノコの排出口の外径は31.5mm。ということで接続不可。 そこでホームセンターで使えそうな蛇腹ホースを探索し、下の写真のフレキシブルホースを購入。 このホースの片方の内径は32mmで0.5mmほど大きい為、多少緩く感じますが、水道のホースバンドで固定すれば問題なし。
マキタ 充電式クリーナー フレキシブルホース A-37568。右側先端の外径は35mm、内径は32mm。 左側の先端はテーパーになっていますが僅かに太く集塵機のパイプに嵌りません。
先端を絞るために切れ込みを入れました。
きっちり挿し込め接続成功。抜き差しも容易です。
いい感じです。
■最初に作ったアダプター
写真を見て思ったけど丸のこ側のパイプをちょっと削れば嵌ったかもね。
さてまずはゴムシートを用意しました。後で気付きましたが、穴をくり抜くのにゴムシートをクランプさせなければいけないので、 くり抜く穴の径プラス数センチはあったほうがいいです。僕はこれで苦労しました。
2枚のゴムシートを合わせてセンターの穴を開けます。
サイズが合えばホールソーが簡単かと思いますが、今回は自由錐で穴を開けました。 見てのとおり危険な工具なので回転部には手を近づけてはいけません。 間違っても手でゴムシートを押さえないように。必ずクランプで固定してください。
それぞれのパイプの径に合わせて穴をくり抜いたらゴム系の接着剤で貼り合わせ重石を載せて十分に接着させます。
完全に接着したら卓上グラインダーで外面を均して整えます。
もうちょっと厚みがあればバンドは不要だったかも。
目的は達成できたので良しとします。
後日、接着剤で貼り合せただけでは心配なのでネジで補強しました。