■カインズ 高圧洗浄機 PW-1とケルヒャーの延長高圧ホースを変換カプラーで繋ぐ

まずはじめに言っておきますが、これは失敗談です。カインズやリョービ、そしてアイリスオーヤマ製の高圧洗浄機の高圧ホースのネジは互換性があるようなので、非互換性のケルヒャーの高圧ホースで延長しないほうが経済的です。(変換カプラーが必要だったりと高くつく) ※日立工機、東芝などもあり同じメーカーでも軸心の径が異なったりするみたいなのでよく確認してから購入したほうがいいと思います。

カインズ 高圧洗浄機 PW-1の高圧ホースの接続ネジの外形は22mmです。これはケルヒャーを含めリョービやアイリスオーヤマも同じみたいです。 そしてカインズ 高圧洗浄機 PW-1の高圧ホースの軸心は15mmです。


まずはカインズ 高圧洗浄機 PW-1に付属の純正高圧ホースを繋いでみます。 高圧ホースの軸心を接続ネジの穴に挿し込み、黒いカバー(カップリングとでも言うのかな?)を締め込みます。


接続完了。


次にケルヒャーの延長高圧ホースを繋いでみます。接続ネジの内径が同じ22mmだったんで互換性があると思ってたんだけど・・・。


ここでまさかのトラブル発生。ケルヒャーの高圧ホースの軸心は14mm。カインズ 高圧洗浄機 PW-1の接続穴は15mmだから当然隙間ができてしまい、 黒いカバーで締め付けても水が漏れてしまいます。 それにしても軸心の径に種類があるとは思ってもなかった。


そこで調べてみると「M22-15メスネジ(リョービ・アイリス等) × M22-14オスネジ(ケルヒャー等) [CC-R-K]」という変換カプラーを発見。 痛い出費ですが購入しました。


変換カプラーを装着。


これでケルヒャーの延長高圧ホースが接続できました。


ケルヒャーの延長高圧ホースは7.5mで、その先にカインズ 高圧洗浄機 PW-1の付属ガンホースに繋ぐには再度変換カプラーを使用します。 「M22-14メスネジ(ケルヒャー等) × M22-15オスネジ(リョービ・アイリス等) [CC-K-R]」 ※前述の変換カプラーとは逆になることに注意


変換カプラーを介して互いの高圧ホースを繋ぎます。


延長高圧ホース7.5mとガン高圧ホース5.0mで12.5m。これなら洗車するのにガンだけの移動だけで済み楽ちんですね。


ついでに買ってしまったケルヒャーのクイックコネクトキットにはトリガーガンも付属しているので、洗車用のバリオスプレーランスも購入。 このバリオスプレーランスの作動条件が最大許容圧力:8MPa 最大吐出水量:330L/h。 カインズ 高圧洗浄機 PW-1は最大許容圧力:8MPa 最大吐出水量:300L/hとケルヒャーのエントリーモデルより吐出水量が少ない為か、 連続噴射をすると水の出方がバラつくことがあります。

最後になんで今回「カインズ 高圧洗浄機 PW-1」に延長高圧ホースを繋ぐだけでこんなに苦労したかというと、 すでに製造販売が終了していたため、他社の延長高圧ホースを使わなくてはいけなかったことと接続ネジの外径は測ったけど軸心は測らなかったことです。 それにしても延長高圧ホース、クイックコネクトキット、バリオスプレーランス、そして変換カプラーを買ったお金でもう一台買えたような・・・。 いい勉強になりました。